雪がぜんぜん降りません。
こんなに雪のない冬は初めてかもしれないですね。
いつぞやの地獄のような大雪がまるで嘘のようです。
毎朝、早起きしなくていい冬を堪能しております。
さて、LOWVEの超絶ホットアイテム
「磁器のペンダントライト」
美しい光が冬の夜長に灯ります。
こちらの照明は「磁器」で出来たもので
アトリエで作家さんが一つづつ丁寧に作っています。
ご夫婦で作られているということもあり
私の中では完全に朝ドラ「スカーレット」のイメージです。
磁器と聞いて、最初は粘土をこねてろくろを回して~と思っていたのですが
こちらの磁器の照明は作り方にもかなりこだわっています。
「泥漿鋳込み」=でいしょうじこみ
といわれる方法で製造されているこの照明。
泥漿とは加水して流動性を増した磁土のことなのですが、
石膏で作った型にこの「泥漿」を入れると水分がその石膏型に吸収されていきます。
しばらくしてから中の「泥漿」をどろっと出すと型に沿って内側に皮膜が出来るのです。
その後、石膏型から壊れないようにそーっと外して
乾燥→焼成となるわけです。
これで終わりではありません。
はみ出した部分。いわゆるバリを取り丁寧に形を整えていきます。
うーん。
難しいのですが、めちゃくちゃ手間がかかっていることはわかって頂けましたでしょうか?
日々変わる気温や湿度に合わせてまさに職人技で仕上げられております。
ひとつの製品を作るまでに
原型を作り、その後石膏型を作り
試作を重ねてやっと出来るので工程や作業は膨大です。
やっと出来ても割れやすかったり、思ったような形にならなかったり。
土の配合によって厚みも変わり、光の透け方も違ってきます。
考えただけでも気が遠くなります。
まさに手作り。メイドインジャパンのクオリティ。
こんな素晴らしい照明をこれだけたくさん体感できるLOWVEに
ぜひ見に来てほしい!!!
手作りのこだわりと想いがつまった
繊細で凛とした一品。
ご自宅に迎え入れてはいかがでしょうか?
スリザキ
■株式会社 ミヤモト家具■