皆さま、こんにちは!
Interior Proshop LOWVE(ローヴェ)の城岸です。
3月も下旬に差し掛かろうかというのに、寒い!
寒いからこそ、春が来た時の喜びはきっと何倍にもなって感じられるような気がします!
さて。
私がミヤモト家具で一番最初に好きだなと思った椅子をご紹介します。
もともと、クラシカルなデザインが好きなので、
ヴィンザーチェアや、ベントウッドチェアのような、
ヴィンテージ家具になった時に味わが出るようなデザインが好きです。
ウィンザーチェアとは、17世紀後半にイギリスで生まれた木製椅子のことで、
背もたれの丸棒(スポーク)や削り出された座面が特徴です。
シンプルでありながら美しいデザインを持ち、頑丈かつ座り心地が良いため、世界中で愛されているデザイン。
ミヤモト家具にもウィンザーチェアをモチーフにした椅子がいくつかあります。
本日は、LOWVEに展示しております、現代のウィンザーチェアをご紹介します!
まぁるい座面と四角い背もたれ。
細いスポーク(背もたれの桟)が生み出す陰影が、
可愛らしさの中にもモダンで日本的な印象を与えるデザイン。
包み込まれるような優しい座り心地には、たくさんのこだわりが詰まっています。
まずは、丸く削り出された座面。
背中に向かって細くなる7本のスポークが、腰から背中に絶妙にフィット。
スポークを囲む背柱と呼ばれるフレームは、よく見るとわずかにねじれているのですが、
これによって、背柱が角張って背中に当たることを防ぎ、
包まれるような優しい背あたりを実現しています。
繊細に見えて、強度面にも工夫があります。
脚は、通しホゾという組み方で組まれ、座面に開けた穴に足の先端を通して固定しています。
線状に見えるのはクサビ(楔)です。
脚が抜けないようにクサビを入れて補強しています。
もちろん、綺麗に研磨され、どこを触っても滑らかで気持ち良い手触り。
丸みがあっても甘くない洗練されたデザインで、
ナチュラルモダンにも和モダンにも、程よいアクセントになってくれます。
細部にまで座り心地とデザインにこだわったチェアを
生活の中に取り入れてみませんか。
座るほどに、触るほどに、愛着が増し、
「買って良かった」と思えることを保証します!
ぜひ、そんな一生ものの椅子を探しにいらしてください。
皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
城岸
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