皆さま、こんばんは!
インテリアプロショップ
LOWVEの高光です。
本日は、家具作りに欠かせない!
家具作りのための【継ぎ手】
職人拘りの木工技術をご紹介します!!
【クサビ入り通しホゾ継ぎ】
ホゾ継ぎといえば!?角材を組み合わせる骨組みや、構造体を強固に組むときによく使われますが、、、今回は椅子編です!!
上記の椅子はビス等の金物は一切使用せず、日本伝統の木組みのみで製作されています!
中でも、この『割りクサビ締め』!!ホゾ継ぎと違う点はホゾ穴が木を貫通しているということ。なので『通しホゾ』とも呼ばれますコチラの木組みは、ホゾ(凸部)を貫通させてクサビを打ち込むことで強度を格段にアップさせた伝統的な継ぎ手技法のひとつ!
クサビを打ち付けることで、もう抜けません!!
身近な?ところだと和包丁や工具の石頭ハンマーの柄を、自分で交換するときにクサビをいれますよね!(←普通はしないですね笑)
気になる方はホームセンターの手工具売場に売ってますので、ぜひご覧になってください!(←物好きの方はぜひ!笑)
【フィンガージョイント】
週に5回はお客様に話しているかも!?
木の丸棒を差し込んで材を継ぎ合わせる「ダボ継ぎ」や、ビス頭を隠して仕上がりを美しくする「埋め木」よりも格段に強固な継ぎ手である『フィンガージョイント』
どことなく指を組んだ形に似ているから付けられた名前なのですが、接着面が多くなり木材の接合面が増えるため、しっかりと安定した強度を保てます!!
無垢材オイル仕上げの家具ですと、その接合部分が経年変化して、色合いがくっきり分かれるところも魅力的な部分です!!
実(サネ)と呼ばれる板を差し込んで補強する木組み加工など
木材の加工方法には様々な技法がありますが
大きなメリットとして
①金属を使わない事で木の繊維が傷まず、金属の劣化の影響を受けることが無いこと
②木同士の接着面積が増えて、圧の分散化を図れることから、より強固な構造になる点
などが挙げられます。
約100種類あるミヤモト家具の椅子の中から
お客様にとっての1番を見つけていただく事。
それは座り心地やデザインも大きな要因となりますが、
せっかくなら、選んでいただいた椅子を永く使って頂きたい。
その為には、椅子の耐久性を知っていただくこと。
どんな造りになっているか?
職人が何処に拘っているのか?
そんなことも知って頂けたら、10年後、20年後に経年変化した椅子を、さらに愛着を持って使って頂けるかもしれません。
本日は、家具作りのための【継ぎ手】のお話でした!
ミヤモト家具では沢山の椅子の展示がございます!!
いろんな角度から、その椅子を見て、触れて、実感してください!!
わからないことがあれば、お気軽にお声掛けくださいねー!!!
それでは!!
けんろー。
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