皆様こんにちは!
LOWVEの城岸です。
週末、いかがお過ごしでしたか。
各地でお祭りやイベントが開催されていましたね。
LOWVEのお隣のSOLID富山店でも、素敵なイベント開催中です!
木製雑貨をご購入のお客様に、プレゼントもございます!
ぜひ、LOWVE・SOLIDに遊びにいらしてください♪
さて、先日の休みに、行ってきました!
水墨美術館の企画展
『白洲次郎・白洲正子-武相荘折々のくらし-』
平日だったので、ゆったり鑑賞できて大満足。
お2人の生い立ちから出会い、武相荘での暮らし、
美意識や信念が至る所に感じられる、素晴らしい展示でした。
モノとは、=その人の生き方そのもの
どんなモノにどんな価値を見出すか。
私も、人生をより豊かにするモノとの出会いをこれからも追及していきたい。
企画展の中では、白洲正子さんが愛用された
槙野文平さん作のウィンザーチェアがありました。
ウィンザーチェアとは、17世紀後半にイギリスで生まれた木製椅子のことで、
背もたれの丸棒(スポーク)や削り出された座面が特徴です。
シンプルでありながら美しいデザインを持ち、頑丈かつ座り心地が良いため、世界中で愛されているデザイン。
ミヤモト家具にもウィンザーチェアをモチーフにした椅子がいくつかあります。
本日は、LOWVEに展示しております、現代のウィンザーチェアをご紹介します!
まぁるい座面と四角い背もたれ。
細いスポーク(背もたれの桟)が生み出す陰影が、
可愛らしさの中にもモダンで日本的な印象を与えるデザイン。
包み込まれるような優しい座り心地には、たくさんのこだわりが詰まっています。
まずは、丸く削り出された座面。
背中に向かって細くなる7本のスポークが、腰から背中に絶妙にフィット。
スポークを囲む背柱と呼ばれるフレームは、よく見るとわずかにねじれているのですが、
これによって、背柱が角張って背中に当たることを防ぎ、
包まれるような優しい背あたりを実現しています。
繊細に見えて、強度面にも工夫があります。
脚は、通しホゾという組み方で組まれ、座面に開けた穴に足の先端を通して固定しています。
線状に見えるのはクサビ(楔)です。
脚が抜けないようにクサビを入れて補強しています。
もちろん、綺麗に研磨され、どこを触っても滑らかで気持ち良い手触り。
丸みがあっても甘くない洗練されたデザインで、
ナチュラルモダンにも和モダンにも、程よいアクセントになってくれます。
細部にまで座り心地とデザインにこだわったチェアを
生活の中に取り入れてみませんか。
座るほどに、触るほどに、愛着が増し、
「買って良かった」と思えることを保証します!
ぜひ、そんな一生ものの椅子を探しにいらしてください。
皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
城岸
SOLID富山でイベント開催中です!