朝晩、肌寒くなり、そろそろストールが必要な季節になってきました。
あっという間に10月ですね。
今年も残すところ、あと3ヶ月。
今年は、コロナ渦で、世界中の人々の行動や生活、
生き方や考え方までも、変わった年なのではなかと思います。
暮らしに目を向ると、本当に必要なモノやコトが見えてきます。
お金や時間をかけても大切にしたいものがあることは、とても幸せなことだと思います。
先日、お客様が数年前に弊社で購入されたダイニングチェアを持って来られました。
背もたれが折れ、もう椅子として使用するのは難しそうな状態。
ブラックチェリーが濃い飴色に経年変化し、
脚には、以前一緒に暮らしていたワンちゃんが噛んだ跡がたくさんついていました。
「代わりのダイニングチェアは新しく作ろうと思うけれど、
この椅子をとっても気に入っているし、思い出もあるから何とかして使いたい」
ということで、スツールにする事になりました。
もともとのイスは、こんなデザイン。
Vintage Factoryの齋藤さんに相談して、
こんな可愛いスツールに生まれ変わりました。
前側の脚の丸みに合わせて、背中側の脚も丸く削り込み、
オイルを塗って、違和感なく仕上げてくれました。
お渡ししたとき、お客様のF様が
「想像以上に素敵!!!大切にします!」
と喜んでおられて、本当に嬉しかったです。
ワンちゃんの思い出と一緒に、これからもこのイスを可愛がってあげてください^^
新しく作るダイニングチェアもお楽しみに!!
F様、この度は、ステキなお手伝いをさせていただき、
ありがとうございました。
城岸